2013年8月8日木曜日

レースに向けてトレーニングをしたら機材でもカバー!

今月末のアイアンマン・ジャパンまであと3週間です。


6月のIRONMANケアンズから1ヶ月の回復期間を経て、トレーニングを7月に本格再開、
4回の大きな負荷をかけた日と、3回の中程度の負荷の日、そして繋ぎトレーニングの日とやりすぎではありませんが、足りな過ぎないギリギリになんとかトレーニングは積めてきています。

欲を言えばもっとやりたいですが、仕事やらこの暑さやらで、致し方なしとしています。


しっかりとトレーニングした上で、さらに本番に向けては機材でカバーです!


昨日の洞爺湖バイクコースをシミュレートしたバイクトレーニングでは、実戦仕様で乗りました。

ホイールは前後で1500gチョイのROVAL CLX60+S-Works Turbo 24C で行こうと思っています。




昨日は140km1600mアップを走りましたが、33度オーバーということもあり暑さにやられた感がありますが、それでも平均速度は33km/h弱とあまり速くなかったので、ホイールは軽量化のためにCLX40を選ぶのもありだと考えています。

このCLX40ならば1300g台なので、かなり軽く申し分ありません。
ただし洞爺湖周回部分は平坦なので、前輪は40、後輪は60と組み合わせるのもありかなと思っています。

以後、上りを含めて実走を繰り返し決定します。



暑さ次第ですが、体の冷却のための掛水の必要もあるかもしれません。


8月末の北海道ですから、まあ、問題ないと思いますが、念のためにと。

SHIVでは、内蔵ハイドレーションが飲水、
エアロバー上に設置したボトルにパワージェルのエネルギーボトル、
シート後方に予備ボトルとしています。

これに、シートチューブにエアロボトルを装備してそちらをエネルギーにして、
エアロバーには掛水を搭載で、暑さが予想されるときには対策します。



コースは登坂が多く、しかし平坦高速区間もあるので、ヘルメットも考えたいところです。
平坦だけならばTTヘルメットでいいのですが、
上りは熱がこもって熱いのと、上り下りで姿勢の変化があるので、重さも気になります。

そこで、2014ニューモデルである”イヴェード”を先行使用します。

これはまだ欧米フィットなので、完璧なフィットではありませんが、それでもこのTTヘルメットに迫るエアロ効果+通常ヘルメット並に軽く涼しい、という効果を考えれば、使わない理由はありません!



TTヘルメットとイヴェードの比較画像です。
前面形状が後部に抜ける空気を上手く整えてくれているようですね。
そして、その空気の流れが、後部の大きな排気口から内部の熱を負圧で取り去ってくれている効果は実走でとても感じました。

体感ですが、時速20kmを下まわらなければ、通常ヘルメットと遜色ないクーリング性能です。
ただし、それ以下だったり、信号で完全停止すると、プリヴェールに比べるとかなり暑くは感じます。

走力、状況、参加種目によって使い分けがお勧めですが、平坦メインのトライアスロン、サーキットエンデューロレースならば、誰でも使ったほうがいいです!




実走イメージとしてはこんな感じになります。

これは次号トライスロンLUMINAのバイクトレーニング特集での様子です。
ロングライドを効果的なトレーニングにするためのポイントをたくさん紹介しています。
こちらもお楽しみにどうぞ。

明日からは、JTUエイジグルーパー合宿で白馬、鹿島槍に行ってきます。
バイク担当コーチとしての役回りですが、暑さを逃れて自分のトレーニングにもなるし、とても楽しみです~